VERITAS

NetBackupを使い始めてから8年以上になりますが、これまでに複数バージョンの導入・運用を経験してきました。 その中で感じるのは、このソリューションが非常にパワフルで、あらゆるニーズに柔軟に対応できるという点です。 中堅企業から大企業まで、必要なバックアップ対象をすべてカバーできる点に大きな信頼を寄せています。

Backup Execは、従来型のバックアップ製品としては非常に堅実な製品ですし、最近では仮想マシンのバックアップ機能も追加されてきています。 通常の運用では安定していますが、ひとたび問題が発生すると状況は変わります。 いざという時に、適切なサポートを受けられるか、あるいは言葉が通じる担当者に対応してもらえるかどうかには不安を感じます。

一度システムのセットアップが完了すれば、操作はシンプルで安定しており、非常に使いやすいと感じています。 ユーザーが常に監視する必要はほとんどなく、さまざまなバックアップシナリオに柔軟に対応できる点も大きな特長です。

初心者にとっては、UIが複雑で多機能なため、正直なところ圧倒される印象を受けるかもしれません。習得には時間がかかりますが、最終的には十分に扱えるようになります。 ただし、機能面での一番の課題は、当社のような利用ケースにおいて、VMwareの仮想ファイルサーバーにDドライブやEドライブなどのシステム外ディスクに数テラバイト単位のデータが保存されている場合、VMwareエージェントがすべてのディスクを対象にスナップショットを作成しようとする点です。