データ保護センター/Google Workspace/Googleカレンダーから削除されたイベントを復旧する方法

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この記事では

  • Googleカレンダーのイベントが削除されるとどうなるのか
  • ゴミ箱から削除されたカレンダーイベントを復旧する
  • カレンダーのエクスポートからイベントを復旧
  • SysCloudのバックアップアーカイブから復旧

Googleカレンダーから削除されたイベントを復旧する方法

19 Jan 2022
読了時間:約5分
Googleカレンダーは現在、何百万人ものユーザーが業務のスケジュールやタスク管理、商談の予定や会議スケジュールを設定したりするのに役立っています。その為、カレンダー情報が誤って削除されてしまったり、カレンダーへのアクセスができなくなったりすると、生産性に大きな影響を与える可能性があります。

Googleカレンダー復旧のまとめ
記事全体を読む時間がありませんか?「Googleカレンダー復旧ウィザード」をお試しください。
ウィザードを起動

Googleカレンダーのイベントが削除されるとどうなるのか

ユーザーがカレンダーイベントを削除した場合、そのイベントはごみ箱フォルダーに移動し、30日間保持されます。削除されたイベントはごみ箱から簡単に復旧することができますが、ユーザーが30日間、削除されたイベントに気づかない場合、完全に削除されてしまいます。

Googleカレンダーのコピーを常に保持し、復旧できるようにするにはいくつか方法があります。詳細はこちらをご覧ください。

ユーザーが削除されたカレンダーイベントを復旧し、業務を再開するための復旧方法がいくつかあります。

ゴミ箱から削除されたカレンダーイベントを復旧する

以下の手順に沿って、30日間の保持期間内にごみ箱フォルダーから削除されたカレンダーを復旧してください。
  • ステップ1:Googleカレンダーにアクセスします。

  • ステップ2:設定アイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから「ゴミ箱」を選択します。

ゴミ箱フォルダからカレンダーを復元
  • ステップ3:ゴミ箱フォルダーで、復旧したいイベントの横にある「復元」アイコンをクリックします。

ゴミ箱からイベントを復元

カレンダーのエクスポートからイベントを復旧

Googleカレンダーは、カレンダー全体をローカルにエクスポートすることができます。カレンダーはiCal形式のzipファイルとしてダウンロードされます。企業がGoogleカレンダーのイベントを自動的にバックアップするツールを持っていない場合、定期的にカレンダーを手動でエクスポートすることで、ローカルにバックアップデータを保持することができます。
削除や同期の問題が発生した場合、簡単な手順でイベントをGoogleカレンダーに再度インポートすることができます。

Googleカレンダーをエクスポートする方法については、こちらをご覧ください。

iCalファイルをGoogleカレンダーにインポートするには、以下の手順に沿ってください。
  • ステップ1:Googleカレンダーにアクセスします。

  • ステップ2:上部にある設定アイコンをクリックし、「設定」を選択します。

エクスポートしたカレンダーの復元
  • ステップ3:設定ページで「インポート / エクスポート」をクリックし、ドロップダウンメニューから「インポート」を選択してください。

エクスポートされたカレンダーイベントのインポート
  • ステップ4:「パソコンからファイルを選択」をクリックします。

  • ステップ5:インポートするカレンダーデータを選択します。

  • ステップ6:「インポート」をクリックします。

カレンダーイベントのインポート

SysCloudのバックアップアーカイブから復旧

SysCloudには、Googleカレンダーのイベントを含む、組織のGoogle Workspaceデータを自動的にバックアップします。SysCloudには、必要に応じてバックアップジョブを実行できるオンデマンドバックアップ機能もあります。バックアップされたイベントはSysCloudのアーカイブページから復旧が可能です。SysCloudのバックアップアーカイブからカレンダーイベントを復旧するには、以下の手順に沿ってください。
  • ステップ1:SysCloudにログインします。

  • ステップ2:「アーカイブ」に移動し、バックアップ・リストアのドロップダウンメニューから「カレンダー」を選択します。

SysCloudアーカイブとリストアのページ
  • ステップ3:復旧する必要があるユーザーの横にあるチェックボックスにチェックを入れ、「リストア」をクリックします。特定のイベントを復旧するに場合には、対象ユーザーをクリックし、ユーザーのカレンダーアーカイブに移動し、復旧が必要なイベントを選択して「リストア」をクリックします。

  • ステップ4:ポップアップ画面で、スナップショットの日付・時間を選択し、復旧先のアカウントを指定します。(デフォルトでは同じユーザーに復旧されます)

SysCloudのGoogleカレンダーバックアップアーカイブ
  • ステップ5:リストアレポートに表示するコメントを任意で追加し、最後に「リストア」をクリックします。

選択したカレンダーイベントまたはすべてのイベントを復元
プロからのアドバイス

SysCloudはクロスユーザーリストアをサポートしており、必要に応じて、カレンダー全体や特定のイベントを別のユーザーアカウントに復旧することが可能です。

Googleカレンダーのクロスユーザーリストア

SysCloudの詳細についてはこちらをご覧ください。

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  • ゴミ箱から削除されたカレンダーイベントを復旧する
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