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データ保護センター/Slack/Slackの会話をエクスポートするための管理者向けガイド

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この記事では

  • Slackのインポート/エクスポートツール
  • SlackにおけるeDiscovery(電子情報開示)
  • サードパーティのバックアップソリューションを使用したSlackのデータエクスポート
  • Slackのインポート/エクスポートツール、Slack eDiscovery、SysCloudの比較

Slackの会話をエクスポートするための管理者向けガイド

29 Mar 2022
読了時間:8分

はじめに

Slackは、職場でのコミュニケーションのための人気の企業向けソフトウェアです。そのデータを保護するために、IT管理者は定期的にバックアップを行う必要があります。管理者はSlack標準のインポート/エクスポートツールを使用できますが、すべてのデータ損失のリスクを排除することはできません。本記事では、それらがバックアップソリューションとしては限界があるということと、Slackのデータをエクスポートするための代替オプションについて説明します。

Slackエクスポート
プロからのアドバイス

Slackのエクスポートツールを簡単に比較したい方は、比較表をご覧ください。

1. Slackのインポート/エクスポートツール

Slack標準のインポート/エクスポートツールは、法務およびコンプライアンスのためのツールであり、Slackのデータを手動または定期的(日次、週次、月次)にエクスポートすることができます。エクスポートされたデータはJSON形式で提供され、管理者はエクスポートされたSlackのワークスペースをローカルコンピュータやS3、Dropboxなどのサードパーティストレージにダウンロードすることができます。

1.1. 対応エディション

フリー、プロ、ビジネスプラス、Enterprise Gridプランで利用可能です。

手動エクスポート:フリー、プロ、ビジネスプラス、Enterprise Grid

定期的なエクスポートのスケジュール:ビジネスプラス

1.2. Slackのデータをエクスポートできる対象者

ワークスペースのオーナー/管理者がSlackのデータをエクスポートできます。(フリー、プロ、ビジネスプラスプラン)
Enterprise Gridプランの場合、OrGオーナー/管理者であれば、Slackのデータをエクスポートできます。

1.3. Slackのインポート/エクスポートツールでエクスポートできるSlackのデータについて

ご利用のプランに応じて、以下のデータエクスポートオプションがあります。
エクスポートデータフリープロビジネスプラスEnterprise Grid

パブリックチャンネルのメッセージおよびファイルへのリンク

パブリック/プライベートチャンネル、ダイレクトメッセージのデータエクスポート

ユーザーが参加したすべての会話のデータエクスポート

1.4. Slackのインポート/エクスポートツールでデータをエクスポートする方法

インポート/エクスポートツールを使ってデータをエクスポートするには、以下の手順に沿ってください。

1.4.1. フリー・プロ・ビジネスプラスプランの場合

  • ステップ1:Slackのトップページから、左上のワークスペース名をクリックします。

  • ステップ2:「設定と管理」-「ワークスペースの設定」を選択します。

Slackワークスペース
  • ステップ3:右上の「データのインポート/エクスポート」ボタンをクリックします。

データのインポート/エクスポート
  • ステップ4:エクスポートタブを選択し、ドロップダウンメニューから日付範囲を選択します。次に、「エクスポート開始」をクリックします。

    ZIPファイルまたはJSONファイルの準備ができ次第、Slackからダウンロードリンクが記載されたメールが送信されます。

エクスポート日付範囲

ビジネスプラスプランのユーザーは、定期的なデータエクスポートのスケジュールを「日」、「週」、「月」単位で設定できます。エクスポートの準備が整うと、Slackからダウンロードリンクが記載されたメールが送信されます。

  • ステップ5:メールを開き、「ワークスペースのエクスポートページにアクセスする」をクリックします。

Slackエクスポート完了
  • ステップ6:「ダウンロードを開始する」をクリックしてエクスポートデータをダウンロードします。

slackエクスポートをダウンロード

1.4.2. Enterprise Gridプランの場合

注意:Enterprise Gridの組織からエクスポートしたデータは、他のワークスペースにインポートできません。

  • ステップ1:Slackのホームページから、左上のワークスペース名をクリックします。

  • ステップ2:「ツールと設定」-「 オーガナイゼーションの設定」を選択します。

  • ステップ3:左サイドバーの「セキュリティ」をクリックし、「エクスポート」を選択します。

  • ステップ4:使用したいエクスポートタイプを選択し、エクスポートをクリックします。

  • ステップ5:OrG全体、もしくは特定のワークスペースのデータをエクスポートするかを選択し、日付範囲を選択します。次に、「スタート」をクリックします。ZIPファイルまたはJSONファイルの準備ができ次第、Slackからダウンロードリンクを記載したメールが送信されます。

  • ステップ6:メールを開き、「ワークスペースのエクスポートページにアクセスする」をクリックします。

  • ステップ7:エクスポートをダウンロードするには、ダウンロードタブをクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

Enterprise GridプランのOrGオーナーは、1人のユーザーが参加したすべての会話を対象としたデータエクスポートをリクエストすることができます。このエクスポートのタイプが有効である場合、OrGオーナーは一人のユーザーのデータをエクスポートできるようになります。

シングルユーザーのデータをエクスポートする

  • ステップ1:Slackのホームページから、左上のワークスペース名をクリックします。

  • ステップ2:「ツールと設定」-「オーガナイゼーションの設定」を選択します。

  • ステップ3:左サイドバーの「セキュリティ」をクリックし、「エクスポート」をクリックします。

  • ステップ4:「一人のユーザーのチャンネルと会話」の横にある「エクスポート」をクリックします。

  • ステップ5:データをエクスポートするメンバーを選択します。OrG全体、もしくは特定のワークスペースのデータをエクスポートするかを選択し、日付範囲を選択します。次に、「スタート」をクリックします。ZIPファイルまたはJSONファイルの準備ができ次第、Slackからダウンロードリンクを記載したメールが送信されます。

  • ステップ6:メールを開き、「ワークスペースのエクスポートページにアクセスする」をクリックします。

  • ステップ7:エクスポートをダウンロードするには、ダウンロードタブをクリックし、「ダウンロード」をクリックします。

ビジネスプラスおよびEnterprise Gridプランの場合、ワークスペースのオーナーと管理者、OrGオーナーは、インポート/エクスポートツールに加えて、データエクスポート用のセルフサービスツールの使用申請もできます。セルフサービスツールを使用することで、すべてのチャンネルと会話を対象としたデータエクスポートが許可されます。
ビジネスプラスプランの場合、インポート/エクスポートデータタブから直接このツールを申請できますが、Enterprise Gridプランの場合は、Slackのサポートに連絡する必要があります。
これらの設定は、ビジネスプラスプランにおけるチャンネル、およびEnterprise GridプランにおけるチャンネルおよびDMに適用されます。

1.5. インポート/エクスポートツールでSlackのデータをエクスポートする際の制限事項

すべてのプラン(ビジネスプラスを除く)において、エクスポートを手動で行う必要があるため、工数がかかります。また、管理者が重要なデータをエクスポート時に見落とす可能性があり、その結果データが失われることがあります。
Slackのインポート/エクスポートツールで、管理者がエクスポートできるのはパブリックチャンネルのコンテンツとファイルへのリンクのみです。その為、プライベートチャンネルやダイレクトメッセージのデータは、障害が発生した場合には永久に失われてしまいます。
エクスポートする特定のフィールドを選択するオプションがありません。パブリックチャンネルのすべてのコンテンツとファイルへのリンクがエクスポートされるため、エクスポートのサイズが大きくなります。
インターネット通信が遮断された場合、エクスポートの進行は中断され、最初からやり直す必要があります。

2. SlackにおけるeDiscovery(電子情報開示)

eDiscovery(電子情報開示)とは、電子的に保存された情報を特定、確認、保存し、訴訟時に証拠として提出するプロセスのことです。eDiscoveryソリューションによって、お客様は機密データや規制対象データを管理し、定期的なエクスポートとアーカイブによってデータを保護することができます。
SlackではDiscovery APIを提供しており、お客様は承認されたサードパーティアプリを使用して、あらゆる組織コンテンツのエクスポート、アーカイブ、またはセキュリティとコンプライアンス義務を満たすことができます。

2.1. Discovery APIの対象プラン

Enterprise Gridプランでのみ使用できます。

2.2. eDiscoveryを使ってSlackのデータをエクスポートできる対象者

OrGのプライマリーオーナーとOrGオーナーのみが、SlackのサポートチームにDiscovery APIを有効にするようリクエストできます。Discovery APIが有効になると、すべてのOrGオーナーがAPIにアクセスできるようになります。

2.3. eDiscoveryを使用してエクスポートできるSlackのデータ

Slack Discovery APIを使用すると、Enterprise Gridユーザーは、Slackが承認したサードパーティアプリケーションを使用して、パブリックチャンネル、プライベートチャンネル、ダイレクトメッセージ、およびファイル(直接ダウンロードリンクからアクセス可能)からすべてのSlackメッセージをエクスポートできます。Slackから削除されたファイルも、Discovery APIのエクスポートで利用できます。

2.4. Slackのデータに対してeDiscoveryはどのように機能するのか

SlackのDiscovery APIは、Slack Enterprise Grid OrGとサードパーティのeDiscoveryパートナーを接続し、複数のワークスペースからSlackのデータをエクスポートして保存します。Discovery APIを使用すると、管理者はアカウント内の複数のワークスペース内のすべてのリソース(編集と削除を含む)にアクセスできます。
eDiscoveryアプリは、Slackからメッセージやファイルをエクスポートし、その情報をサードパーティのデータウェアハウスに保存します。
エクスポートされたSlackデータはJSON形式で提供され、コンテキスト情報は含まれません。サードパーティのeDiscoveryアプリは、Slackアーカイブ内で必要な情報を正確に見つけ出し、自然な形式で収集することで、工数を削減することができます。
eDiscoveryを使用してSlackデータをエクスポートする際、OrGオーナーは以下を確認する必要があります。
適切な企業ポリシーおよび雇用契約書を順守
いかなる Discovery API の使用ケースも適用法令で認められていること
これらのアプリは通常、Slackのメッセージやファイルのデータに読み取り専用でアクセスでき、Slack内でデータを削除したり隔離したりすることはできません。エクスポートされたメッセージやファイルは、これらのデータウェアハウスから検索、アーカイブ、取得することができます。お客様は、単発の民事訴訟や刑事訴訟のためにeDiscoveryを使用したり、コンプライアンス目的ですべてのメッセージとファイルデータの複製と記録を保持したりすることができます。

メモ:アーカイブはワークスペース内のやり取りに何ら影響を与えません。

2.5. Slack Discovery APIを使用したデータエクスポートの制限事項

Discovery APIは、プロやビジネスプラスプランよりもはるかに高額なEnterprise Gridプランでのみ利用できます。
Discovery APIを介したエクスポートは、ワークスペースレベルで行われます。法的手続きに不可欠な情報は、エクスポートファイル内のすべてのワークスペースデータを調べなければ入手できません。これは、法的手続きの場合、相当な工数を要します。

Leon D. Milbeck v. Truecar, Inc., et al., No. CV 18-02612-SVW (AGRx) (C.D. Cal. May 2, 2019)のケースでは、被告側は、SlackのeDiscoveryを使用して特定の情報を分離し、そのデータに限定して検索を行うことができないため、Slackのデータは現実的にはDiscoveryで使用できないと主張しました。

eディスカバリー事件

3. サードパーティのバックアップソリューションを使用したSlackのデータエクスポート

SysCloudのようなサードパーティのアプリケーションを使用すると、管理者は、チャンネル、会話、スレッド、およびメッセージを簡単にバックアップ・リストアできることに加えて、すべてのSlackのデータをCSVファイルおよび元のファイル形式で簡単にエクスポートすることができます。

管理者は、ポイントインタイムのバックアップスナップショットから簡単にデータをリストアし、削除したメッセージを別のチャンネルにリストアできます。

スラックエクスポート

SysCloudバックアップ(Slack用)の詳細はこちらをご覧ください。

Slackのインポート/エクスポートツール、Slack eDiscovery、SysCloudの比較
機能Slackインポート/エクスポートツールSlack eDiscoverySysCloud

プラン

フリー、プロ、ビジネスプラス、Enterprise Grid
Enterprise Grid
Slackのすべてのプラン

エクスポート機能

ワークスペースレベルでメッセージ、チャンネル、ファイルをエクスポート
メッセージ、チャンネル、ファイル、メタデータをワークスペースレベルで高度な検索とリーガルホールド付きでエクスポート
プライベートチャンネルとパブリックチャンネル(管理者と非管理者)のメッセージ、チャンネル、ファイル、メタデータを詳細なレベルでエクスポート
複数のファイルフォーマットでのエクスポート
No
No
Yes

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